@article{oai:hachinohe-hachitan.repo.nii.ac.jp:00000216, author = {遠藤, 守人 and 大澤, 勲}, issue = {49}, journal = {八戸学院大学紀要}, month = {Dec}, note = {近年、免疫グロブリンを伴わない補体成分C3 の糸球体沈着を診断の基準としたC3腎症という新たな疾患概念が提唱されている。各種腎疾患の組織傷害においては補体活性化反応の関与が考えられるが、C3 腎症では補体第二経路の制御異常がその発症の主要なメカニズムであることが示されており、遺伝的および後天的背景についての検討が進められている。さらに、新たな治療として過度の補体活性化反応を抑制する抗補体薬の使用が試みられてきている。今後、明確にされるべき課題も多く残されているが、難治性とされる疾患の治療戦略に病因を考慮したアプローチが加わることで予後改善への可能性が大いに期待される。}, pages = {37--45}, title = {C3 腎症の概念とその病態}, year = {2014} }