@article{oai:hachinohe-hachitan.repo.nii.ac.jp:00001294, author = {長谷川, 美千留}, issue = {64}, journal = {八戸学院大学紀要}, month = {Mar}, note = {F.Schmidt(1882-1950)は、その著書『有機的時価貸借対照表論』によりいわゆる有機論を展開した。有機論は、極めて複雑な理論であるが、企業環境と企業の間に有機的関係性を見出すという視点は、画期的であり極めて現代的視点である。有機論(Schmidtは有機的把握という用語を用いている)を最も具体的に体現するものとして、相対的価値維持の原則が挙げられる。有機的経営体把握は、この相対的価値維持の原則と強固に結び付いている。相対的価値維持の原則を体現する計算の中で、費用価値として時価による調達価格の適用が重視される。Schmidtの展開する有機論は、経済と会計の相関性を再考する重要性を我々に示している。  Schmidtは会計における計算の中に、経済の状況を反映するだけでなく、経済の均衡を調整する機能をも見出そうとするのである。}, pages = {23--34}, title = {有機的時価貸借対照表論の研究―有機的把握と相対的価値維持―}, year = {2022} }