@article{oai:hachinohe-hachitan.repo.nii.ac.jp:00001263, author = {髙須, 則行}, issue = {62}, journal = {八戸学院大学紀要}, month = {Mar}, note = {19世紀後半から20世紀初頭に起こったドイツの法学方法論争において、概念法学を批判し、利益法学の創始者であるフィリップ・ヘックが、法一般について論述した貴重な論文である。というのも、ヘックは法解釈方法論を主張しているものと理解されているが、本稿は法についての彼の一般的な考え方が現れているからです。 彼の主張の後半(本訳書下)のポイントは、①主観的法(権利)がある種の法力の付与によって個人に保護された利益であるという点、②法の適用に際して、法律には必然的に欠缺が存在している点、そして裁判官は、法律に含まれている価値判断とある程度生活の中で支配的な価値判断に結び付けて法律の欠缺を補充する必要がある点が述べられている。}, pages = {1--6}, title = {髙須則行訳 フィリップ・ヘック著「法の基礎」(下)}, year = {2021} }